噴水いま水上バスを弧の中に

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  • みのる:先に動画をあげるべきでした。ごめんなさい。水都と呼ばれる大阪ならでの風情です。弧の中に…の措辞は噴水とバスの両方が見えていることを暗示しているので作者は橋の欄干に凭れて眺めているのでしょう。揚句では季語の噴水が夏の気分を支配してしまいますが、この景色本当は両岸に桜が咲き誇る頃が最高なんです。 - 2024/01/31(水)
  • 澄子:動画をあげてくださったので景がとても具体的になりました。岸辺から見ていたのでしょう…… まさに水上バスを真ん中に左右対称の景色と出会えたその一瞬の驚き嬉しさがよく伝わってきます。 - 2024/01/30(火)
  • かえる:真上に高く噴き出すタイプではなく、斜めに噴き出して離れた水面に落下するタイプの噴水なのだと思います。夏の盛り。作者は海辺の公園で噴水を眺めながら日陰で涼を得ています。そんな時、遠景の水上バスが、噴水が涼しげに描く弧の中にすっぽり収まる様を見て、心が弾んだのでしょう。いま、にその瞬間に立ち会えた喜びが凝縮されているように感じました。 - 2024/01/30(火)
  • 康子:立ち位置は、作者→噴水→水上バスかと思います。海や湖に噴水があることは考えにくいので、噴水は陸上にある。作者は大きな弧を描く噴水を眺めていた。すると噴水がまるで呑み込むかのように、奥の方を水上バスが横切った、ということだと思います。「を」と「に」の助詞により呑み込んだ様子が現れていると思いました。また「いま」の措辞により、突然水上バスの存在に気づき驚いたのだと思います。海の見える公園にいるのでしょうか。暑い夏の中涼んでいる作者が想像できます。 - 2024/01/30(火)
  • えいいち:作者は水上バスに乗っているのか、あるいは岸から眺めているのか・・どちらだろうかと思いましたが、「いま・・弧の中に」という措辞に作者の楽しんでいる気持ちと「に」としていることから噴水との距離感が近いように感じたので作者は船に乗っているのだろうと思いました。どこかの観光用の水上バスで水辺から噴水が上がり丁度いまその水の弧の中を船が通って、作者は大喜びしているのではないでしょうか。 - 2024/01/30(火)